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アリ・オリーにとって二度目となるテンプスのメンバーとしての来日公演。
前回は手術の為に参加できなかった Melvin Franklin も復帰しての初めてのフルメンバーによる来日で、ファンにとっては思わぬ2年連続のツアーとなりました。 また、この時は クラブガディル というディスコ形式の会場でのショーがあり、ここでは普段なら御法度の写真撮影もO.K.だった為、5人揃ったテンプスのステージ姿をフイルムに収める事ができたのも嬉しいクリスマスプレゼントでした。
アリ・オリーも復帰後1年が経ち、新譜 "Specil" も発売されて、プログラムにも新譜から "All I Want From You" と "Special" の2曲が取り上げられ、カッコ良い "New Temptations' Walk" を披露してくれました。
ただ、 Melvin Franklin は、流石に体調は本調子ではなかったらしく、日中は夫人同伴で毎日病院に通っており、ステージでも一人ステップを踏まずに唄い、合間に舞台の袖で吸入器を使用していたのが痛ましく感じられました。
★パンフレット紹介文★
>1973年12月に初めて日本の土を踏んだスーパー・ソウル・グループ「ザ・テンプテーションズ」は、翌年末に2度目の来日を果した後、実に14年間もごぶさただった。
ところが、昨年10月に新しいリード・シンガー、アリ=オリー・ウッドソンを立て3度目の来日を果し、我々ソウル・ファンを大いに満足させてくれたと思っていたら、もう間もなく4回目の来日公演をしてくれることになった、もちろん今回もリード・シンガーはますます人気上昇中のアリ=オリー・ウッドソンだ。
ザ・テンプスは1961年にレコード界へデビューし、今年で実に29年目という超ベテランだが、最近はダンス・ミュージックを主体としたインストゥルメンタル&ボーカル・グループが主流を占めているブラック・ミュージック・シーンにあって、本格派ボーカル・グループとしての姿勢を全面に押出し、常にトップ・クラスの人気を保持し続けているのはさすがだ。
時代の流れを常に見逃さず、自分たちのサウンドに取り入れながらも決して時代に流されない確固たる自信が、テンプスの音楽には満ち溢れている。それが、とりもなおさず長寿の秘訣となっているわけである。3代目のリード・シンガーとして84年に迎えられたアリ=オリー・ウッドソンは、87年に一度グループを離れたが昨年復帰し、新作LP「スペシャル」でも、力強い熱気一杯の唱法を見せ、我々ファンを十分に満足させてくれた。
このアリ=オリーを中心にオリジナル・メンバーでグループの要ともいうべき、メルビン・フランクリンとオーティス・ウィリアムスの2人、それにファルセット・リードのロン・タイソン、第2テナーのリチャード・ストリートの5人の強力メンバーによってザ・テンプスは90年代に向けさらに目覚ましい活動を続けてくれると確信している。
(月刊『SOUL ON』誌 / 桜井ユタカ)この時のツアーで特筆すべきは、会場で発売されたパンフレット。
B4サイズ、全16ページカラー、テンプスのバイオグラフィー、デイスコグラフィー付きという気合いの入った豪華なモノでした。
尚、このパンフレットでは、アリ・オリーは下記の様に紹介されています。
アリ=オリー・ウッドソン
77年にオーディションを受けて参加。デトロイトで生まれ、アラバマのクリーク町で育った。彼はジェームス・ブラウン、パティ・オースティン、レイ・パーカー・ジュニアや、ヒートウレイブ等との仕事を含むパフォーミング経験を豊富にもって、メンバーとなった。
12/13(水)
〜17(日)東京 MZA有明クラブガディル 12/19(火) 愛知 厚生年金会館 12/20(水) 大阪 厚生年金会館 12/21(木) 横浜 マイカル本牧アポロシアター 12/23(土) 東京 有明サウンドコロシアムMZA(2 SHOWS) 12/24(日) 東京 有明サウンドコロシアムMZA
- Overtune
- Papa Was A Rolling Stone
- Psychedelic Shack
- Ball Of Confusion
- Just My Imagination
- Yesterday's Medley
- The Way You Do The Things You Do
- Since I Lost My Baby
- Get Ready
- Heavenly
- All I Want From You
- Special
- Treat Her Like A Lady
- My Girl
- Can't Get Next To You
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