アリ・オリーの参加が予定されていながら、結局はキャンセルになったという幻の "ザ・テンプテーション’ズ" による来日公演。
この写真はポスターから加工したモノですが、何はともあれ英語表記の方にご注目下さい。
そう、" ’"がついているのです!
ちなみにこの時のグループ名、招聘元へアメリカから送られてきた資料では "Legend Of The Temptations" になっていたとの事ですので、このポスターの表記は誤植ではなく、確信犯以外の何物でもないでしょう。
このグループ、元々は Dennis Edwards がテンプスを脱退後に David Ruffin, Eddie Kendricks らと作った "The Original Leadsingers Of The Temptations" (1992年7月= David Ruffin の死後に来日公演もしています)の延長線上にあるグループで、アリ・オリーの不参加が決定して最終的に来日したメンバーは、"テンプスを蹴った男" David Sea 、元 The Impressions の Nate Evans 、1992年にも来日している Charles Blackman (1980年代後半にソロで12インチも3枚出しているマニアの間では結構人気の高いシンガー・・・らしい)らに加え、1992年にテンプスを脱退した Richard Street が何故かフタを開けたら参加していた、というオチがつきました。
(但し、このコンサート、私は行っていないので、内容そのものについてはコメントはできません!)
尚、後日談ですが、 Dennis Edwards は結局このままこの Legend Of The Temptations との活動を辞めてしまい、現在は Dennis Edwards & The Knew Temptations の名前で活動、レコーディングを行っており、今年1998年11月に来日が予定されていながらキャンセルになったのは、この Dennis Edwards & The New Temptations です。(あ〜、ややこし!)
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The Temptaions Review featuring Dennis Edwards
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