★N.Y.〜アトランタ/そしてテンプスへ★

A:それからThe Blue Notesを辞めて、ニューヨークへ引っ越して、最初の1年はリムジンを運転してたんだ。
J:リムジンを運転してた?
A:そう、僕はリムジンの運転手(つまり"高級送迎車=ハイヤー"の運転手:淳子注)だったのサ。で、たくさんのスターに逢うチャンスに恵まれた。Stevie Wonderに逢ったし、Rick Jamesに逢ったし、Village Peopleにも逢ったし、RIchie Family、その他いろんな人に逢ったよ。僕は彼等に、リムジンを運転してる時に逢ったんだ。
J:へぇー?!
ニューヨークで唄は歌わなかったんですか?
A:何件かのクラブでは唄ったよ。クラブの名前は"Cellar(穴蔵)"、地下室みたいな意味サ。
J:そのクラブどこにあったんですか?
A:95thとコロンバス・アヴェニュー。現在はもうないよ。
J:どんなクラブだったんですか?
A:レストラン・クラブで、ライヴ・バンドが入ってる様な所だった。
同じ頃レコーディングもしてた。つまり、何曲か曲を書いたり録音しようとしてたんだ。
J:貴方の名義でレコーディングしたんですか?
A:うん、でも唯のデモだけどね。でも、僕はニューヨークでは音楽では雇ってもらえなかった、音楽の仕事はできなかったんだ。だからアトランタ州ジョージアへ引っ越した。この時、ジャズ・クラブで演奏する機会と、S.O.S.Bandのミュージシャンと一緒に演る機会を得たんだ。で、僕はこの"Nightworks"って言うバンドに加入して、コンガと唄を担当した。
J:貴方がコンガがお上手なのは良く知ってます。
(前述の'91年の私のバンドのライヴで、彼は唄ばかりでなくコンガも披露してくれた)
A:そうだね、ハハハ...
で、そんな時にテンプスが町に来たんだ、1983年の事だよ。僕はニューヨークに79年から81年まで住んでて、83年まではアトランタで色んなバンドと演ってた。で、僕はThe Temptationsに加入した、それが1983年だったのサ。

Ali-Ollie with The House Rockers (1992)


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